池上佳奈

セラピストになるまで

短大を卒業後、何も知らない建設業への就職。ＯＬからフリーランスへ。

毎日デスクワークで朝から晩まで。忙しい時期には徹夜や土日休日なしの日々。

仕事は充実を超えて超過密。

この仕事は好きだけど、このままでは長く続かない…

冷えや肩こり、ストレスからニキビが増えメイクもできない程に。

そんな毎日に疲れ、癒しを求め歩いているうちにアロマとカラーの世界に魅入られこの道に。

セラピストへの第一歩は、自分の心と身体の悩みからでした。

セラピストとしてスタート

業界大手のリラクゼーションサロンで働き始め、たくさんのお客様にお会いして気付かされたのは”自分だけではかった”という事でした。

お客様の身体の悩みや、ご自身の身の回りの悩みを伺ううちにたくさんの方々が同じ悩みや辛さを感じていたり、それは私自身の悩みや辛さとも共通していることが多く、考えさせられることばかりでした。

今のままでは、ご満足いただける力が足りないと痛切に感じ、時間があれば勉強に励みました。

新しい知識は私自身に自信を与えてくれ、大変でしたが充実した日々を送りました。

サロンオープン

いつかは独立したいと思いつつ、なかなか一歩が踏み出せなかった日々でした。その中で自分自身の体調不良、家族の病気など、一年の間に多くのトラブルを抱えた年、「いつかはなんて日は来ない」と実感。

「やりたいことは自ら追いかけなくては実現しない」と、一念発起で物件探しからスタート。

サロンに勤めながらセラピスト向けの講座を受けたり、資格を取りに行ったり、はたまた不動産屋に通ったりとあちこち飛び回りました。

無事物件が見つかってからは、開業の段になって知らないことや、自分の力だけでは及ばないことが多く、右往左往するばかりでしたが家族や友人の助けに支られ何とかオープンへと辿り着きました。

現在の喜び

お客様のお帰りの際”気持ちよかったです”の一言と笑顔が何よりの喜びです。そのために更なる新しい技術と深い知識を手に入れることが何よりの楽しみです。